自分で印刷する際、予想以上に苦しむのが
封筒の「インク汚れ」
想定していない人が多いので、
何度も紙を買いなおしたり、インクを買い足したり・・・と
手間と時間と費用がかかってしまいます。
インク汚れの中で一番多い封筒印刷について、2005年からペーパーアイテムに携わってきたARARSから、紙とインクと時間を無駄にしない方法をご紹介します。
最後の注意点まで必ずご確認の上、お試しください。
封筒印刷時にインクで汚れる理由
封筒のインク汚れとは
画像よりひどい汚れが出ることも多々あります。
大切な人へ送る封筒ですから、インク汚れは出来るだけ避けたいですよね。
封筒にインク汚れが出やすい理由
- 封筒は紙が重なっている部分がある
- 紙が重なって糊で貼られていることで平らではない
紙の歪んだ部分が、プリンター内部のインクヘッドやローラーに当たり、インク汚れが紙についてしまいます。
まずは2~3枚印刷してみて、封筒のどの部分に汚れが出るか確認しましょう。
インク汚れを防ぐ裏技
用意するもの
紙全体が接着面となっているロール付箋が力を発揮してくれます。
付箋を購入する必要がありますが、封筒とインクをたくさん購入するよりもずっと安くあがります。
印刷準備
封筒の汚れが付きやすい箇所に付箋を貼り付けます。
紙が重なっている部分や蓋が浮いてしまうところを付箋で押さえて平らにするイメージです。
今回は向かって左側の蓋に汚れが出ていたのでこのように貼り付けました。
印刷
プリンターの設定に「封筒」がある場合は用紙設定を封筒へ変更しましょう。
印刷画質は「きれい」を選択します。
付箋を貼った封筒を給紙口にセットし、印刷します。
印刷が出来上がると↓↓
インク汚れは付箋についているので、付箋をはがすと封筒は綺麗です。
注意点
付箋は何度か使い回しが出来ます。
慣れてくると、貼付けがおろそかになってきがちですが、プリンター内部で付箋が剥がれて詰まることは致命的!
封筒の汚れを防いで、効率的に印刷するための作業が台無しになってしまいます。
- 付箋は封筒にぴったりとくっついていることを確認する
- 粘着力が弱まってきたら新しくする
この2点にはくれぐれもご注意ください。
その他の解決策
封筒に汚れがつきやすい場合には次の点も試してみてください。
郵便番号・マンション名を省く
封筒差出人面には郵便番号とマンション名を入れなくても問題ありません。
特に郵便番号は入れない方が一般的とする人も多いです。
どうしても入れたい場合には2行に分け
出来るだけ印刷する横幅を小さくしましょう。
インクヘッドが動く幅を狭くすることで汚れを防ぐことが出来ます。
封筒の宛名面について
出来るだけ手書き毛筆をお勧めします。
プリンターで筆文字を印刷することもとても綺麗ですが、正式な招待状は手書き毛筆とされています。
印刷は失礼を受け取る世代もまだまだいますので、ARARSでは宛名の印刷はお勧めしていません。
どうしても宛名を印刷する際には、黒文字の楷書体(毛筆のような書体)で印刷しましょう。
印刷後、インクが乾くまでは重ねずに乾かすことが重要です。

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