ペーパーアイテムを手作りするなら、プリンターは必需品です。
この記事では、ペーパーアイテムを作り続けて20年、25台以上のプリンターを購入・使用して来た私が、花嫁DIYに本当に使えるインクジェットプリンターを解説します。
リンク先にプロモーションを含みます。
◆時間が無いからとにかくオススメを知りたい人のために先に間違いない3機種をご紹介しておきます。
実際の印刷はプリントパックなどの業者に頼むのか、全て自分で印刷して完成させるのかによってプリンターのグレードを決めるのも良いですよ。
プリンターを購入した方が良い理由

招待状・席次表・メニュー・席札など、メインのペーパーアイテムはもちろん、
当日が近づいてくると、サンキューカードやお礼状など、外注するほどではないけれど準備したいと思う細々したアイテムが意外と出てくるものです。
また、ゲストの名前・座席の配置、メニュー、引き出物のリストなど数えきれない程の確認事項が次々と出てきます。

スマホの画面でも確認することが出来ますが、ゲストの人数分の確認事項があることから、画面上だけでは整理しにくかったり、お名前の漢字など、どうしても見落としが起こりやすくなります。
結婚式披露宴の準備内容に間違いがあってはいけませんからね。
インクジェットプリンターの魅力
インクジェットプリンターには染料インクが使われていて、イラストの色が綺麗に出るので、表紙にイラストを入れる場合や、プロフィールに写真を掲載している場合も、パソコンやスマホの画面で見た色に近いイメージ通りの仕上がりになります。
無料テンプレートを用意している、人気のアリスの招待状、メリーゴーランド招待状。下記画像の表紙もインクジェットプリンターで印刷しました。
![]() | ![]() |
ペーパーアイテム手作りに必要なプリンターの機能

私はウェディングペーパーアイテムを作り続けて20年間で25台以上のプリンターを購入しました。
(気に入って同じ機種を複数台購入した時もあるので、購入台数は35台くらいかな)
ウエディングペーパーアイテムを手作りするに当たり、プリンターに必要な機能は次の5つ
- 葉書を目安とした厚さの用紙を印刷出来る
- 封筒を印刷出来る
- 名刺サイズを印刷出来る
- 後ろ給紙
- 大きな席次表を印刷したい場合にはA3サイズ対応
葉書を目安とした厚さの用紙を印刷出来る

招待状の表紙、返信葉書など、ウエディングペーパーアイテムは官製はがき以上の厚さの用紙への印刷必須です。
葉書に対応していないプリンターで葉書を印刷しようとすると、紙送りが上手くいかず大変な思いをすることになるので、必ず確認が必要です。
年賀状印刷のために購入する人も多いため、葉書サイズの印刷に適用していないことの方が珍しくなっていますが、あまりにも安いプリンターを購入しようとしているなら必ずチェックしてください。
封筒を印刷出来る

封筒は宛名に着目しがちですが、差出人(自分達の住所と名前)を印刷する必要があります。
封筒印刷に対応していないプリンターでも印刷出来ますが、封筒は紙が重なっている箇所があるため、1枚の用紙を印刷するよりもインク汚れが出やすく、たくさんの封筒を汚れで無駄してしまうことに繋がります。
出来るだけ封筒のロスを無くし、スムーズに印刷するために封筒印刷対応であることを確認しましょう。
名刺サイズを印刷出来る

招待状に同封する付箋、席札、サンキューカードなど、小さなサイズも印刷出来ると便利です。
後ろ給紙

最近のプリンターはスペース削減のために全面から(プリンターの前の引き出しを開けてその中に)給紙するタイプが多いです。
前から給紙すると、用紙がプリンター内部でくるっと丸まって回転し、入れた時に裏側だった面に印刷されて出てくる仕組みなので、葉書・封筒印刷には適していません。特に封筒はしわしわになってしまいます。
後ろから給紙出来ることはウェディングペーパーアイテム制作には必須です。
大きな席次表を印刷したい場合にはA3サイズ対応

一般的なインクジェットプリンターはA4対応です。
少人数のためのペーパーアイテムであればA4で問題ありません。
70名以上くらいの大規模な披露宴をする場合や、少人数でも横や縦に長い会場の席次表を作る場合にはA3印刷に対応していると便利です。
また、A3対応プリンターにしておくと、ウエルカムボード等の大きく作りたいものも自分で印刷出来ます。
本当に使える厳選プリンター3選
25台以上のプリンターを使用してきたARARSから、ウエディングペーパーアイテム手作りに適したプリンターを紹介します。
↓この写真のドレス&タキシード招待状もインクジェットプリンターで印刷したものです。

Canon A4インクジェット複合機 PIXUS TS8930

私が一番お世話になったキャノンプリンター最新ハイスペックモデル。
写真印刷のクオリティ、印刷スピードも問題ありません。
ストレスなくペーパーアイテム製作をすることが出来ます。
ウエディングペーパーアイテム全般を手作りする予定なら、このプリンターはかなりお勧めです。
- QRコードを読み取るだけで写真印刷簡単
- 後ろ給紙
- 葉書・名刺サイズ、封筒印刷もOK
- コンパクトなサイズ
キャノン TS5430

私が今このサイトを運営するに当たり、毎日活用しているのがこのプリンター。
(上の写真がまさにそれなのですが、白いボディにマスキングテープの壁紙を貼って部屋になじむようにしています。)
上の機種の半額以下とお値段がお手頃なこともあり、実際の印刷は業者に頼むならこれで充分。
もちろん、全てこのプリンターで仕上げるのも問題はありません。
色味や印刷クオリティはお値段通りの差が出ることはご理解くださいね。
- お値段が魅力。
- スキャン、写真印刷も出来る。
- 印刷可能用紙は名刺サイズ~A4まで。
- 封筒印刷もOK
高性能A3サイズ対応プリンター

人数が多い披露宴の席次表やウェルカムボードを自分で印刷したいなら断然A3対応のプリンターが便利。
A4プリンターに比べて値段が張るものの、印刷画質・色共に値段相応のクオリティに仕上がります。
私もA4対応プリンターと一緒にA3プリンターも使用していました。
ペーパーアイテムの他に書類が入るサイズの封筒にも自分達のロゴを印刷出来るところも手作りを極めるなら重宝します。
Canon PIXUS iX6830インクエコタンクを搭載しているため、インクの交換が手軽に出来るところも魅力。
プリンター購入を迷っている人へのアドバイス


結婚式はお金がかかるので、プリンターを購入するか迷います。
ウエディングペーパーアイテムを手作りするならプリンターは必要です。
本番の印刷を印刷会社へ頼むことにしていても、文字やレイアウトの確認用としてあった方が良いです。
また、印刷会社や業者に頼む程ではないサンキューカードやタイムラインなど、細かいペーパーアイテムを手作りするのに融通が利くことはとても便利です。
自宅に一台あるとコンビニでプリントアウトするよりずっとスムーズに細かい修正をしながら手作りを楽しむことが出来ますよ。
購入すると数年は使えますので、ウェディングペーパーアイテム手作りに合わせて、自分に合ったプリンターを用意して使い慣れていきましょう。
メルカリなど格安で購入しても良い?

20年間、25台以上のプリンターを使用してきたARARSからのアドバイスとして、中古のプリンター購入はお勧めしません。
理由1 プリンター内部の汚れ
プリンターは本体の外見からはわからない内部のインク汚れが、ペーパーアイテムを綺麗に印刷出来るかどうかを大きく左右します。
理由2 インク吸収体
印刷するたびにインクのカスが溜まっていくインク吸収体という部品があります。
通常の家庭利用ではインク吸収体を交換するまでに至らず買い替えとなることが殆どですが、ウエディングペーパーアイテムはある程度まとまった枚数を何度も印刷するため、インク吸収体も新品の状態で印刷するのが一番です。
理由3 新機種の性能
当たり前ですが、最新の機種は印刷の質・機能が一番優れています。
新しいプリンターへ買い替えた時の印刷のクオリティの差はとても気持ちが良いものです。
手作り感溢れない、洗練されたペーパーアイテムを作るためには、最新のプリンターを用意したいですね。
プロが選ぶ使えるプリンター3選まとめ

ウエディングペーパーアイテムを手作りする際にプリンターに求める機能は下記の5つです。
- 葉書を目安とした厚さの用紙を印刷出来る
- 封筒を印刷出来る
- 名刺サイズを印刷出来る
- 後ろ給紙
- 大きな席次表を印刷したい場合にはA3サイズ対応
プリンター3選
ウエディングペーパーアイテム手作りにプリンターは欠かせません。
すごい!自分で印刷したの!?とゲストから驚かれるワンランク上のペーパーアイテムが仕上がりますように。
◆ちなみに、私がプリンターに貼り付けているマスキングテープタイプの壁紙はこちら↓↓
家の中、いろんな種類を貼りまくっています。

色:テラコッタ グレージュEST26
奥の壁紙に貼っている木目の壁紙も同じシリーズの柄違いです。
参考
ムービー依頼先に迷っている人は参考にしてください。↓↓






