結婚式席次表準備に慣れている新郎新婦はいないので・・・
2005年からウェディングペーパーアイテムのお手伝いをし続けているARARS から
よくあるご注意点やポイントについてご紹介しています。
結婚準備は初めてのことばかり。
あとから「知らなかった!」ということが無いよう、念入りにチェックしましょう。
レイアウトの基本
一般的な席次表には高砂(新郎新婦の席)を一番上に配置し、テーブルが円卓の場合でもテーブルイラストの左右にゲストのお名前を振り分けてレイアウトします。
高砂に一番近い席の内側が一番上座となりますので、会社の上司(その中でも偉い方)から配置していきます。一般的には新郎新婦の両親は一番後ろの外側となります。
肩書・敬称
肩書とは
新郎友人・新婦叔母・会社名+部署名+役職名 など
新郎新婦との関係性、会社の人は正式な役職を記載します。
敬称とは
「様」「くん」「ちゃん」 など、呼び捨てにしないために記載するものです。
席次表の敬称について
結婚披露宴は両家のもの。
新郎新婦はもちろん、家族も「おもてなしをする側」なので、両家の家族には敬称「様」を付けないのが一般的。
ゲストは
新郎友人
苗字 名前 敬称
家族は
新郎父
苗字 名前
とします。
結婚していない兄弟姉妹にも敬称は付けません。
結婚して世帯が別になっている兄弟姉妹は血が繋がっていても
新婦姉
苗字 名前 様
とします。
自分の家族に敬称を付けてる!
とゲスト側から思われてしまう事がないよう注意しましょう。
親族の肩書について
日常では使う機会が少ない親族の正式な肩書。
違いがある事すら知らずに掲載してしまっている事もあるようです。
親の兄弟姉妹「おじ」「おば」は
親の兄、姉には「伯父」「伯母」
親の弟、妹には「叔父」「叔母」
を使います。
いとこの肩書きについて
年上のいとこ→新郎従兄・新郎従姉
年下のいとこ→ 新郎従弟・新郎従妹
とします。
年上のいとこの配偶者は年齢に関係なく「新郎従姉」「新郎従兄」
年下のいとこの配偶者は年齢に関係なく「新郎従妹」「新郎従弟」
従兄弟の子供の肩書を
「新郎従兄お子様」と入力している人がいますが、従兄弟の子は「従甥」「従姪」とするのがスマートです。
会社関係者の配置と肩書について
上座には会社の上司を偉い順に上から配置します。
上司の肩書は間違いが無いようにくれぐれもご注意ください。
席次表作成中に(または印刷まで済んでから)
上司が異動になり肩書が変わった!!!ということも少なくありません。
直前であれば、席次表がすでに出来上がってしまっている旨を説明して、事前にお詫びしておけば上司にもご理解いただけます。
肩書は
㈱○○と省略することなく
株式会社○○
と正式名称で書きましょう。
新郎側は
株式会社○○
新婦側は(株)★★
いうようにそれぞれ自分側の席次を入力したことで統一されていない。というカップルもいらっしゃいますのでご注意ください。
また、会社の後輩は招待するお客様なので後輩の場合でも、「後輩」とは書かず「同僚」とするのが礼儀です。
主賓やゲストの家族も招待する場合の肩書きについて
ゲストの奥様の肩書きは「○○様令夫人」
ゲストのお子様が出席する際は
男の子→〇〇様御子息
女の子→〇〇様御令嬢
とします。
日にちの表記について
序数
席次表やプロフィールブックなどに挙式日を掲載する際、英語にする人が多いです。
その際の日付表記にご注意ください。
例えば2030年11月22日だと
22nd November 2030
ここで一番注意すべきは「22nd」
これは「22番目の」という意味を表す序数です。
どんな数字にも「nd」を付ければ良いというわけではありません。
1st(ファースト)
2nd(セカンド)
3rd(サード)
4th(フォース)
4以降は基本的には「th」を付けて行けば良いのですが、
21日・22日・23日・31日は下記のようになります。
21st
22nd
23rd
31st
間違えるくらいなら
2030.11.22
の表記で良いのですが、おしゃれにしたいペーパーアイテム。
序数にする場合は今一度ご確認くださいね。
間違っている方がとても多く、修正させていただくことが多かったので念のため説明させていただきました。
月のスペル
1月*January
2月*February
3月*March
4月*April
5月*May
6月*June
7月*July
8月*August
9月*September
10月*October
11月*November
12月*December
初めて会うゲストとの会話のきっかけともなる大切な席次表。
お名前漢字は予想以上に間違えやすいもの。
両家のご両親にもお願いして、確認に確認を重ねましょう。
結婚披露宴当日、一番ゲストの近くで過ごし、ゲストの手元に残る席次表。
結婚式の印象を左右する重要なアイテムなので、ふたりらしさが伝わるものを用意しましょう。
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