結婚式の招待状を出し慣れている新郎新婦はいないので・・・

2005年から結婚式招待状のお手伝いをし続けているアラース から
よくあるご注意点やポイントについてご紹介しています。


◆【時候の挨拶】

手紙を書く機会が少なくなった現代
結婚式招待状で初めて「時候の挨拶を入れた手紙」を書くという人も少なくないと思います。

結婚式当日の約2ヶ月前頃までに発送するので発送月に合った季節を感じるご挨拶を入れます。

1月 初春の候
2月 立春の候
3月 早春の候
4月 春暖の候
5月 新緑の候
6月 初夏の候
7月 盛夏の候
8月 新涼の候
9月 初秋の候
10月 仲秋の候
11月 晩秋の候
12月 初冬の候

文章も結びには「20○○年〇(発送月)吉日」と入れましょう。

ご自身で考えた文章の最後が
「20○○年○月末日」
となっている方がいらっしゃいました。

「末日」最後の日

「吉日」縁起の良い日

ご自身で印刷される方はご注意ください。







◆【結婚式に適さない文字。句読点】

「お祝い事には終止符を打たない」
という意味があるため
結婚式招待状の文面には句読点を付けません。

印刷込でご注文頂いたお客様のご希望文章に句読点が付いている場合にはアラースにて全てはずしております。

読みにくくならないよう、スペースを空けたり、改行して調整します。

ご自身で印刷される場合にはご注意くださいね。
全部消したはずなのに一か所だけ点が入ったままで印刷してしまった!
という事にならないよう、自分だけでは無くおうちの方にも確認してもらってから
本番印刷をする事をお勧めします。







◆【結婚式に適さない文字。「忙」「忘」「絶」】

------------------------

おいそがしい中 恐縮ではございますが
ご出席いただきたく ご案内申し上げます

------------------------

ご案内文章の結びに使われる上記のような文章の中で
「お忙しい」と漢字にすることは避けましょう。

心を亡くす”と書く「忙」「忘」などは平仮名にするか、
「ご多用のなか」などと書きます。

これは席次表・席札にご挨拶文を掲載する場合も同じです。

プロフィールに掲載内容のご希望として大変多い
「笑顔の絶えない家庭を築く」という文章。

この「絶え」もあまり好ましくありません。

アラースで印刷まで承る際には「たえない」と平仮名に変更しております。

「笑顔あふれる」「笑顔いっぱいの」とするのもお勧めです。







◆【結婚式招待状「ください」と「下さい」】

普段は意識せずに使っていませんか?

実は
平仮名の「ください」と漢字の「下さい」は使い方が違うのです。

招待状によく使う
「お越しください」
「お書き添えください」
など行動を起こしてもらうための敬意を表す「ください」は平仮名が正解。
漢字にするのは間違いなのでご注意くださいね。


ちなみに招待状ではあまり使いませんが漢字の「下さい」は
物をもらう時に使います。


「ください」は「please」
「下さい」は「give」







◆【結婚式招待状「お昼の12時の表記について」】

披露宴の始まる時間として多いお昼の12時台。

お昼の12時に「午前・午後」を付けるなら

午前12時
午後0時
が正解です。

お昼の12時を「午後12時」と思っている方が多いので
ご自身で印刷される方はご注意ください。

アラースで印刷まで承る場合は「午前・午後」を付けずに

----------------
挙 式 11時30分
披露宴 12時30分
----------------

----------------
受 付 11時15分〜
挙 式 11時30分
披露宴 正午
----------------

というような表記にする事が多いです。


もちろん
----------------
挙 式 午前11時30分
披露宴 午後 0時30分
----------------
でも正解です。








◆【結婚式招待状に記載する時間の表記について】

午前・午後を付ける時には
午後1時
午後3時
とします。

13時・15時など24時間表示に「午前・午後」を付けるのは間違いです。

ご入稿時「午後13時」となっている方が多いので、ご自身で印刷される方はご注意ください。







◆【「是非」と「ぜひ」】

是非お越しください
ぜひお越しください


結婚式招待状に適しているのはどちらでしょうか。

「是」→「正しいこと」
「非」→「正しくないこと」
ふたつの文字には全く逆の意味があります。
日常生活で使う「是非」は、意味の上で相反する言葉を組み合わせた言葉です。

「物事の是非を問う」
というように「良いのか悪いのか」という意味で使う名詞として使います。

結婚式の招待状で使う「ぜひ」は
「どうぞ」という意味がこめられた言葉です。

見た目も「ぜひ」と平仮名にした方が柔らかい印象ではないですか*

以上の点により

「ぜひお越しください」

と平仮名にすることをお勧めします。


(「是非」でも間違いではありません。)